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勃起障害のメカニズム

EDの原因の中で最も多いのは、陰茎へ流れ込む血流量の低下です。血流が低下は、糖尿病や動脈硬化の他、陰茎海綿体が線維化してしまうことで起きることが分かっています。線維化とは、陰茎が固くなってしまい柔軟でなくなるとイメージしてもらえればよいと思います。線維化してしまったところには血管が十分に行き届かなくなってしまいEDになりやすくなってしまいます。
また、EDは大きく、器質性ED、心因性ED、薬剤性ED、複合型EDの4つのタイプがあり、それぞれの特徴は下記の通りです。

加齢によるEDは、この器質性EDに該当するケースが多く、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病が大きく影響します。生活習慣病によって血管や神経が老化してくると血管内皮からのNO産生量が低下するため、勃起が起こりにくくなってしまいます。特に糖尿病患者は３０～４０％はEDになる傾向にあると言われます。喫煙もEDのリスクとなり、タバコに含まれている二コチンには血管を収縮させる働きがあるため血行障害を起こし、EDを招きます。

心因性EDは日々の生活にストレスや、過去の性行為での失敗がトラウマとなるなど、精神面が影響するEDです。20代、30代に比較的多い傾向にあります。

薬剤性EDはある特定の薬が原因で引き起こされるEDです。薬剤性EDを招く薬には、降圧薬、向精神薬、前立腺肥大症などの治療薬があります。

混合型EDは、以上の3つのEDが複雑に混在しているEDのことを言います。ストレスの多い現代社会では、混合型EDが増えている傾向にあります。

エクソソームによるED治療を行う場合、5～10回コースがお勧めです。
患者様の勃起障害の程度にもよりますが、効果を実感するためには1〜2週間に1回、計5～10回の治療をお勧めしています。
同時にテストステロン注射や内服を併用することをお勧めしております。

注入時の痛み、発赤、出血などが、一時的に起きる場合があります。痒み、熱発、蕁麻疹、気分不要、吐き気などのアレルギー症状が起こる可能性もございますが現在までに当院の使用するステムサップ®による副作用は認められておりません。エクソソーム療法のページをご参照ください。