日本にはどのくらい肥満の方がいるかご存じでしょうか? 令和元年の調査にはなりますが、厚生労働省「国民健康・栄養調査報告」によると、20歳以上の肥満の割合は男性33.0%、女性22.3%となっています。さらに、この割合は年々、増加傾向にあり、生活習慣病予備軍も増えています。こういった状況を受け、医療においてもダイエットの重要性に注目が集まり、最近では、「医療痩身」という言葉を多く見かけるようになりました。

ダイエットの方法で最優先すべきことは健康です。急激なダイエットが原因で生理が止まってしまったり、体力が低下して風邪を引きやすくなったり、栄養不足で肌荒れに悩む方もいらっしゃいます。医療痩身では、健康を保ちながら無理なく美しく痩せることができます。ダイエットがなかなか続かない、自己流ダイエットで失敗したという経験がある方には、医療痩身がおすすめです。

CONTENTS

当院の院長関根彩子先生と理事長伊勢呂哲也先生の再生医療の本が
クロスメディア社から発刊されました。

01

WHO(世界保健機関)による判定基準では、BMI30以上が肥満となります。一方、日本では、日本肥満学会が定義した判定基準を使用し、BMI25以上で『肥満症』となります。正常のBMI値は18.5~25未満です。日本人はBMI25以上の肥満症になると、糖尿病や脂質異常症、高血圧といったメタボリックシンドロームを引き起こすリスクが高くなり、さらには生活習慣病などの合併症の発症頻度が高まるため、健康維持のためには肥満予防が非常に重要です。
直ちに肥満傾向=疾患ではありませんが、肥満に起因する健康障害がある場合や、健康障害が予測される内臓脂肪が過剰に蓄積し、減量治療を必要とする状態の場合、『肥満症』という疾患であり、医学的に治療が必要となります。

02

理想とのギャップ

肥満傾向になることで体型にコンプレックを感じ、自分に自信が持てない、人前に出るのが恥ずかしいと感じることもあるでしょう。もちろん、痩せていればよいという時代は終わっていますし、見た目がすべてではありません。痩せていても筋肉が少なく、体脂肪が多い人もいますし、痩せすぎで健康を害している人もいます。がっちりした体型でも筋肉がしっかりついていて体脂肪は少なく、健康な人もいます。多くの方が、ご自身が理想とするボディイメージがあると思います。医療痩身によるダイエットなら、BMI正常値の18.5~25の中でその理想のイメージに近づけ、“自分らしく”生きることのできる体型を実現することができます。

メンタルヘルスへの影響

国内外の研究において肥満がメタルヘルスへ悪影響を及ぼすことが分かっています。肥満になると脂肪細胞に慢性的な炎症が生じ、炎症を引き起こすタンパク質(炎症性サイトカイン)が全身に及び、脳の機能障害を引き起こし、うつ病や幸福感の低下につながるという報告が出ています。

生活習慣病や疾患を招くリスクが増大

肥満は、糖尿病や脂質異常症、高血圧症、高尿酸血症などの生活習慣病のリスクを高めます。肥満のまま放置すると、内臓脂肪が増え血管に脂肪が蓄積するため動脈硬化を引き起こし、その結果、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす可能性が高くなってしまいます。また、肥満であると子宮癌、乳癌、大腸癌や、脂肪肝、月経異常、不妊、睡眠時無呼吸症候群(SAS)運動器疾患、変形性関節症(膝、股関節)などを引き起こす確率が高まるともいわれています。

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03

ダイエットの基本

一般的なダイエットの基本は、「食事」「運動」「生活習慣」の3つを見直すことが大切です。それぞれのポイントについて解説します。

食事療法
血糖値の上昇を抑える食べ方
血糖値の上昇を抑える食べ方 血糖値の上昇を抑える食べ方

食事では、「高たんぱく、低脂肪、低糖質」がよいとされています。最近では、糖質制限が話題となりましたが、極端な糖質制限はエネルギー不足となり、体調不良を招くこともあります。糖質制限に限らず、極端な制限を行う食事は長期的に見て健康障害を招くことになります。食事は、ビタミン・ミネラル、食物繊維を含む野菜を多くし、魚や肉からタンパク質をしっかりと摂取し、白米を玄米にするなど、バランスのとれた食事を意識することが大切です。タンパク質は、食べ物が体内でエネルギーに変化される代謝を助ける栄養素であるため、十分に摂取することで代謝を活発にし、痩せやすい体を作ります。
また、糖質が多い食事は血糖値を急激に上昇させるため、脂肪を溜め込みやすく太る原因となります。血糖値を急激に上げない食事が痩せやすい食事でもあり、そのためには食事の順番も重要となります。野菜類→肉や魚などのおかず→米、というような順番で食べると、血糖値の上昇が緩やかになります。野菜は、食物繊維が多いものが糖の吸収を抑えてくれます。

運動療法

ダイエットでは「有酸素運動」と「無酸素運動」の2つをうまく組み合わせて行うと、より身体を引き締めやすくなります。有酸素運動は、脂肪を燃焼するため効率よく体重を落とすことができます。無酸素運動は、筋肉量をアップすることで基礎代謝を上げ、痩せやすい体を作ります。
無理をせず、取り入れやすい運動から始めることが大切です。手軽に取りいれることができる有酸素運動としては、ウォーキングがお勧めです。1日15分以上を行うことから始め、慣れてきたら30〜60分のウォーキングを習慣にすることが理想的です。
無酸素運動はいわゆる筋肉トレーニングです。ご自宅でもできるスクワットは、大きな筋肉を使うため効果的です。10〜15回3セットを目安にご自身の体力に合わせて行うことがよいでしょう。

生活習慣の見直し

肥満傾向にある方の多くが、毎日の生活習慣が太りやすい体を作っていることがあり、生活習慣の見直しも大切です。運動習慣がない、間食が多い、多量飲酒、食べるのが早い、睡眠時間が短いなどといった生活習慣は、太りやすい体を作ります。当てはまる習慣があれば、改善することも必要です。

薬物療法によるダイエット

上記に解説したような一般的なダイエット法では、思うような結果が出ない方や、目標とする日までに確実に痩せたいという方には、薬物療法がお勧めです。海外では、すでに薬物療法によるダイエットが人気を集めています。

GLP-1受容体作動薬
GLP-1受容体作動薬 GLP-1受容体作動薬

GLP-1受容体作動薬は2型糖尿病の治療薬として2010年に日本での使用が開始されました。正常な人では、食事をした後に膵臓からインスリンホルモンが分泌されることで健康を保てます。インスリンの分泌に異常が生じると、2型糖尿病を招いてしまいます。
インスリン分泌を促すインクレチンというホルモンの一つにGLP−1があり、膵臓のβ細胞にあるGLP-1受容体と結合してインスリン分泌を促し、血糖値を下げます。糖尿病治療薬であるGLP−1受容体作動薬は、インスリンの分泌を促進し、血糖値をコントロールすることができます。
また、GLP−1は血糖値をコントロールするだけでなく、食欲を抑制したり、脂肪に働きかけたりとダイエットにとても有効な働きをすることが明らかとなり、世界的にも有効なダイエット薬として使用されています。GLP-1は食欲を抑える画期的な薬であり、どうしても毎日の食欲に勝てないという方に適しています。日本では、GLP-1受容体作動薬は糖尿病治療薬であり、肥満治療薬としての適用はなく、自由診療となりますが、米国では肥満治療として使用されています。

SGLT2阻害剤
SGLT2阻害剤 SGLT2阻害剤

SGLT2阻害剤は2型糖尿病の治療薬で、余分な糖を尿中に排泄し、血糖値を下げます。SGLT2阻害剤は、2014年に糖尿病治療薬として承認され、糖尿病治療に広く用いられています。血糖値を下げるだけでなく体重を減少させることから、最近では、メディカルダイエットとしてSDLT2阻害剤が使われています。
糖尿病治療にSGLT2阻害薬を使用する際は保険診療ですが、ダイエットを目的とした場合には自由診療となります。

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04

肥満外科治療とは、減量を目的とした、胃の縮小を伴う手術で、BMIが35以上の高度肥満の患者さんが適用となります。日本のみならず、世界の肥満率は増加傾向にあり、海外では高度肥満も多く、肥満外科治療は現在、世界中で注目されています。肥満外科手術には、いくつかの術式があり、どの術式も胃の容量を小さくすることを目的としています。胃の上部に食べる量を調節できるバンドを取り付ける「調節性胃バンディング術」、胃の外側の部分を80%程度切除し、胃の容量を小さくする「腹腔鏡下スリーブ状胃切除術」などがあり、いずれも全身麻酔によって行われます。

05

GLP-1処方

GLP-1受容体作動薬には、内服薬とご自身で自己注射を行う注射薬がありますが、肌に針を刺すという行為に不安を覚えるという患者様の声もあり、当院では、内服薬の『リベルサス』と、注射の『オゼンピック』を処方しています。
GLP-1受容体作動が食欲を抑制し、インスリンの分泌を促し血糖をコントロールするためダイエットに非常に効果的です。また、食事を取ると食べ物は、胃の中に入り、胃液と混ざって粥状になり、小腸、大腸へと運ばれ、分解、吸収されます。GLP-1受容体作動薬は、食べ物が胃から排出される時間を長くする働きがあるため、食欲が低下する傾向にあります。

リベルサスの服用方法
GLP-1受容体作動薬 リベルサス

1日1回服用
1日のうちの最初の食事または、飲水前の空腹時に
コップ1杯の水(120ml以下)の水で服用

3mgか7mgから服用開始 3mg→ 7mg → 14mg ※
※3mgで開始し、大抵は1か月後に7㎎に増量します。それでも効果が不十分な方は14㎎に増量いたします。

6〜12ヶ月が推奨されますが、
患者様のご希望と効果によって治療期間を決めていきます。

当院のリベルサスには3mg、7㎎、14㎎の3種類があり、治療開始は、3mgか7mgから服用していただきます。服用し始めには、胸焼けや胃部不快感などが起きやすいため、少ない量から始め、少ない量で薬に慣れるようにします。ほとんどの方が、服用継続に伴い、そういった症状は軽減していきますが、体調変化と効果のバランスを見ながら徐々に用量を増やしていきます。

オゼンピックの服用方法※入荷調整中
GLP-1受容体作動薬 オゼンピック

1週間に1回注射

0.25㎎から注射開始 → 0.5mg → 1.0mg ※
※1〜2ヶ月経過した時点で効果不十分な場合に増量していきます。

6〜12ヶ月が推奨されますが、
患者様のご希望と効果によって治療期間を決めていきます。

オゼンピックには0.25㎎、0.5㎎、1.0㎎の3種類があり、まずは1番容量の少ない0.25mgから開始し、1〜2ヶ月使用した後に0.5mgに増量します。0.5mgを数ヶ月使用して効果が不十分な場合は1.0mgに増量する方法を推奨しています。
オゼンピックは、ご自宅でご自身で注射していただきます。注射器のキャップをとり、アルコール綿で消毒した腹部に当てて、少し強めに押しつけます。注射本体の窓から黄色いゲージが現れます。窓が全て黄色くなると終了です。腹部から注射を外し、再びキャップをつけてください。

アフターフォロー

当院では、健康的に美しく痩せる『医療痩身』をご提案しています。そのためにもダイエット中に不足しがちな、栄養素やビタミン、ミネラルを補うことが重要と考え、高品質なサプリメントのご提供も行っております。サプリメントの服用をご希望の方は、オンラインでのお問い合わせ、または当院スタッフまでお尋ね下さい。

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06

GLP-1受容体作動薬の副作用

当院が処方するGLP-1受容体作動薬は、治療初期に胃部不快感、吐き気、嘔吐、便秘、下痢、倦怠感といった症状が出ることがあります。
糖尿病治療薬として使用された場合の副作用報告には、低血糖・急性膵炎・胃腸障害などがありますが、その発症率は極めて低いものです。
服用に伴い、気になる症状が出た場合には当院医師にご相談ください。

GLP-1受容体作動薬の使用ができない方

GLP-1受容体作動薬は、医師の指導の下、正しく使用すれば安全な薬ですが、下記に当てはまる場合は使用できない場合もありますので医師にご相談ください。

  • •18歳未満、または75歳以上の方
  • •糖尿病、肝臓・胆のう・膵臓に疾患がある方
  • •BMI18.5未満、体脂肪率15%未満の方
  • •内分泌疾患やステロイドなどの薬剤性肥満の方
  • •甲状腺疾患のある方、多発性内分泌腫瘍症2型の家族歴のある方
  • •妊娠授乳中の方
  • •利尿剤を服用中の方
  • •向精神薬を服用中の方

07

Q.GLP-1の副作用はありますか?
A. 胃部不快感、吐き気、嘔吐、便秘、下痢、倦怠感といった症状が出ることがありますが、このような症状は1〜2週間で軽減していきます。
Q.どれくらいで痩せられますか?
A. 早い方だと2週間程度で体重が変化します。
Q.地方に住んでいるのですが受けられますか?
A. オンライン痩身診療によって処方することも可能です。
※GLP-1はオンライン診療で処方まで来院不要で完結することが可能です。薬が処方となった際は、そのままオンラインで決済し、薬をご自宅へ配送いたします。
Q.痩身・ダイエット治療は保険診療ですか?
A. 減量目的となるため、全額負担の自費診療になります。
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08

無料カウンセリングお申し込み 無料カウンセリングお申し込み
STEP1

無料カウンセリングお申し込み

WEB予約またはLINEお電話にて無料カウンセリングの予約を承っています。※オゼンピックは入荷調整中です。

ご来院 ご来院
STEP2

ご来院

ご予約日にご来院いただきます。受付を済ませたあとに、看護師がカウンセリングを行います。お悩みやご希望をお聞かせください。

痩身薬の処方 痩身薬の処方
STEP3

痩身薬の処方

患者さまに合わせた容量の GLP-1 受容体作動薬を処方します。

アフターケア アフターケア
STEP4

アフターフォロー

治療完了後も、気になることがございましたらご来院ください。
肌や体の定期的なメンテナンスメニューもご用意しています。

09

痩身(GLP-1)

メニュー 薬剤 種類 内容 料金
リベルサス 3mg 30日間 ¥7,000
7mg 30日間 ¥19,000
14mg 30日間 ¥25,000
オゼンピック
※入荷調整中
2.0mg 1本
(0.25mgであれば8週間分)
¥22,000

※全て税込表記。  ※当院の治療は公的保険適用外の自由診療となります。


未承認医薬品等(異なる目的での使用)
オゼンピック、ビクトーザ、マンジャロ、リベルサスは医薬品医療機器等法において、2型糖尿病の効能・効果で承認されています。
しかし当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。

入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。

国内の承認医薬品の有無
国内で肥満治療の効能・効果で承認されているGLP-1製剤はありません。

諸外国における安全性などに係る情報
GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAで肥満治療薬として承認されています。

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美容皮膚科・再生医療

完全予約制

診療時間
10:00~19:00
休診日
月曜日
住所
〒104-0061
東京都中央区銀座6-12-12
サクラマークス銀座612 8F
※当院の治療は、自由診療となります。
アクセス
東京メトロ
銀座線/日比谷線/丸ノ内線 銀座駅「A4出口」より徒歩3分
東京メトロ
日比谷線/都営地下鉄 浅草線 東銀座駅「A1出口」より徒歩2分
「昭和通り・三原橋交差点・東銀座方面」の地下道から
「GINZA SIX出口」より徒歩30秒
※GINZASIX の裏のビルになります。
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