血糖値の上昇を抑える食べ方


食事では、「高たんぱく、低脂肪、低糖質」がよいとされています。最近では、糖質制限が話題となりましたが、極端な糖質制限はエネルギー不足となり、体調不良を招くこともあります。糖質制限に限らず、極端な制限を行う食事は長期的に見て健康障害を招くことになります。食事は、ビタミン・ミネラル、食物繊維を含む野菜を多くし、魚や肉からタンパク質をしっかりと摂取し、白米を玄米にするなど、バランスのとれた食事を意識することが大切です。タンパク質は、食べ物が体内でエネルギーに変化される代謝を助ける栄養素であるため、十分に摂取することで代謝を活発にし、痩せやすい体を作ります。
また、糖質が多い食事は血糖値を急激に上昇させるため、脂肪を溜め込みやすく太る原因となります。血糖値を急激に上げない食事が痩せやすい食事でもあり、そのためには食事の順番も重要となります。野菜類→肉や魚などのおかず→米、というような順番で食べると、血糖値の上昇が緩やかになります。野菜は、食物繊維が多いものが糖の吸収を抑えてくれます。