更年期障害とNMNの関係
毎月のように「なんとなく体調はすぐれない...」といった日が数日続くという女性は少なくありません。
その原因は『女性ホルモン』かもしれません。
女性の体は、女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)が、1ヶ月のリズムで変動し、コントロールされています。女性ホルモンが増えたり、減ったりする際には、非常に多くのエネルギーを必要とし、ATPというミトコンドリアが作り出すエネルギーが使われています。
女性の一生を女性ホルモン中心に見ると、8歳ぐらいからエストロゲンの分泌が始まり、このエストロゲンの影響で女性らしい体になっていきます。そして、20代をピークに徐々に分泌量が減少し、50歳頃に閉経を迎えます。その前後10年間ぐらいが、更年期と呼ばれます。
エストロゲンは脳からの指令によって分泌されます。脳がホルモンを出すように指令を出すと、卵巣のミトコンドリアが働き、エストロゲンが作られます。ミトコンドリアの量と活性が保たれている間は、エストロゲンがたくさん作り出されています。しかし、加齢に伴い、ミトコンドリアの量も活性も低下するとエストロゲンを十分に作り出せなくなってしまいます。その結果、卵巣の働きが低下し、更年期障害が引き起こされます。