皆様は絵を描くことがあるでしょうか?若い人の顔のイラストに法令線と目尻のシワ、さらに額と眉間にシワを描き足すと一瞬で老けた印象になります。

このようにシワは、顔の印象を大きく変えます。若さを保つ上で大敵とも言えるシワを効率よく安全になくす方法がヒアルロン酸注入です。また、近年、ヒアルロン酸注入はプチ整形として広く認識され、リフトアップや鼻を高くしたり、唇に厚みを出すなど、様々な悩みを解決する医療美容です。このページでは、ヒアルロン酸注入について詳しく解説させていただきます。

CONTENTS

当院の院長関根彩子先生と理事長伊勢呂哲也先生の再生医療の本が
クロスメディア社から発刊されました。

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主にヒアルロン酸には、ピンポイントでシワやたるみに注入する架橋ヒアルロン酸とハリや潤いを無くした顔全体の真皮に注入する非架橋ヒアルロン酸があります。

ヒアルロン酸は私たちの体のあらゆる臓器に存在しており特に皮膚と関節に多く存在しています。 ヒアルロン酸は非常に高い水和力があり、ヒアルロン酸1gで6Lの水分を保持することができます。ヒアルロン酸は、ゼリー状の構造をしており、細胞同士を結びつけたり、様々な器官や関節の動きを滑らかにする役割があります。

ヒアルロン酸は、肌の真皮の細胞の間に多く存在し、水分を十分に保持し肌の表面を保湿し乾燥を防ぎ、肌の潤いを保っています。ヒアルロン酸が不足すると、肌表面が乾燥し、肌の柔軟性を失い、タルミやシワの原因になります。

関節

ヒアルロン酸は、関節の骨と骨の間のクッションの役割を果たし、骨と骨が擦れないように防いでいます。ヒアルロン酸が不足すると関節痛が起き、動きに支障が出ることもあります。

眼球

眼球の中では、ヒアルロン酸は硝子体に多く含まれており、乾燥を防ぎ、目の形を保つ働きがあります。

ヒアルロン酸は加齢に伴い、体内で生み出される量が減少していきます。そのため、体内のヒアルロン酸量は、20歳をピークに30歳では65%、50歳で45%、60歳では25%まで減少します。こういったことから、ヒアルロン酸は美容分野でも注目され、ヒアルロン酸を含む化粧品やサプリメントも多く作られています。そして、さらに一歩進んだヒアルロン酸の応用が、美容医療でのヒアルロン酸注入です。

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美容医療においては、ヒアルロン酸を肌のシワや法令線などに直接注射で注入します。ヒアルロン酸注入はその目的によって『顔のボリュームアップ』と『肌の若返り』の2つの効果があります。

ヒアルロン酸注入による顔のボリュームアップ

個人差はありますが、加齢により顔の脂肪が減少し、骨格も痩せていくため、頬がこけ、顔のボリュームが減少し、老けた印象が強くなります。また、生まれつき顔の骨格が細い人の場合は、早期から骨吸収が進行し、実年齢よりも老けた印象になる傾向にあります。また、加齢に伴い、顔の脂肪が萎縮し、皮膚を支える組織が緩み、シワやたるみが目立つようになります。口周りや目周りなどの表情筋がよく動き、肌が薄い部位ほど老化による変化が現れやすくなります。

以上のような顔の骨格が痩せたことによって生じる「こけ」に対しては、その部位の骨膜上にヒアルロン酸を注入することでボリュームを補うことができます。目の下のクマ、こめかみやおでこの凹みなどに注入することでタルミを解消し、美しいフェイスラインを作り出すことができます。
一昔前までは、シワに対してそこにヒアルロン酸を入れて凹みを目立たなくするという治療が主流でしたが、最近では顔全体のバランスを考えて様々な場所に少しずつヒアルロン酸を注入して顔全体の輪郭を形成するという治療が主流となっています。

水光注射による肌の若返り

若い肌ではヒアルロン酸は、肌の真皮に存在し、潤いとハリを保っています。加齢によってヒアルロン酸が減少すると、肌の潤いとハリが失われていきます。ヒアルロン酸を皮膚の真皮に注入することで、肌に潤いを与えて、ハリを出すことができます。水光注射で真皮にヒアルロン酸を注入する方法があります。

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ヒアルロン酸製剤のメーカーによる違い

ヒアルロン酸製剤を製造するメーカーは複数あり、それぞれに特徴があります。

デンカ社が製造する高分子ヒアルロン酸製剤は、関節注入剤として多くの整形外科クリニックなどで使用されています。
美容医療に使用されるヒアルロン酸は、アラガン社(アメリカ製)の製剤が日本で唯一、厚生労働省の許可を受けています。アラガン社以外にも優れたヒアルロン酸製剤があり、レジュネッセ(韓国製)、クレヴィエル(韓国製)、リデンシティⅡ(スイス製)、ベロテロシリーズ(ドイツ製)などを使用する医療機関もあります。

ヒアルロン酸の構造による特徴

ヒアルロン酸の構造の違いにより、架橋ヒアルロン酸と非架橋ヒアルロン酸の2つのタイプがあります。

架橋ヒアルロン酸製剤

ヒアルロン酸の粒子が局所にとどまりやすく、ゆっくりと時間をかけて分解されていくため、その効果は半年〜1年と長いのが特徴です。ボリューマ、ボリフト、ボルベラ、ボラックスなどがあります。

非架橋ヒアルロン酸製剤

ヒアルロン酸の粒子が架橋ヒアルロン酸よりも細かく、皮膚に拡散し馴染みやすいのが特徴でヒアルロン酸の保水力でハリのある水々しい肌を蘇らせます。しかし、吸収されやすいため、その効果は1ヶ月程度であり、繰り返し施術することが推奨されます。
プロファイロ、ハイドロなどがあります。

非架橋ヒアルロン酸+アミノ酸製剤

非架橋ヒアルロン酸にアミノ酸を加えた製剤で肌の若返りを目的とした施術に使用されます。
スネコス、ジャルプロなどがあります。


また、最近では、非架橋と架橋を混ぜた製剤もあり、目的に応じて適した製剤を使用します。

当院が取り扱う
非架橋ヒアルロン酸製剤について


当クリニックが、水光注射に使用するヒアルロン酸薬剤は、REVITACARE社のCYTOCARE(サイトケア)532です。CYTOCARE(サイトケア)532は、高濃度のヒアルロン酸とビタミン、ミネラル、20種の必須アミノ酸、抗酸化成分など50種類にも及ぶ美容成分がたっぷり配合された製剤です。副作用やアレルギーが少なく、安全な施術をご提供することができます。

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水光注射の効果

加齢によりハリを失い、シワができやすくなった肌には、ヒアルロン酸の水光注射による治療が適しています。皮膚の表皮~真皮層上方へヒアルロン酸を水光注射することで、肌にハリを出し、たるみやシワも目立たなくなり、潤いと透明感のある肌を実感できるようになります。当院では、水光注射には非架橋ヒアルロン酸を使用しています。

また、水光注射とPRP療法、ACRS療法、 線維芽細胞治療、脂肪由来幹細胞治療などの再生医療と併用することで肌がさらに若返ります。どの治療法と併用するかについては、患者さまの肌の状態を拝見し、ご提案することも可能ですので、当院の医師にご相談ください。

水光注射注入のメリット

・短時間の施術で手軽に受けることができ、ダウンタイムもほとんどありません。
・使用する非架橋ヒアルロン酸は、
 粒子が細かいため肌にしこりや凸凹を形成する心配がありません。
・従来のヒアルロン酸で見られる血管塞栓のリスクは極めて少ない施術です。
・架橋剤を用いていないため、アレルギーの発生率が非常に低いことが分かっています。
・当院が使用するCYTOCARE(サイトケア)532には、超高濃度のヒアルロン酸(64mg/2ml)
 が配合されているため、拡散しやすく皮膚と馴染みます。
・PRP療法やACRS療法との併用で相乗効果が得られ、美しい肌が蘇ります。

水光注射のリスクについて

水光注射のリスクは、非常に低く、安全な施術ですが、一次的に下記のような症状が出ることがあります。

注入部位の腫れ、痒み / 注入部位の内出血・赤み / 注射痕

注入部位の腫れ、痒み
注入部位の内出血・赤み
注射痕

※水光注射は安全な施術ですが、ヒアルロン酸に対して過敏症(アレルギー)のある人、妊娠・授乳中の方は、施術を受けることができません。

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当院は再生医療を主に行っているクリニックであり、患者さまの肌の悩みに対して、ヒアルロン酸注入と再生医療を組み合わせて、より効果を出す治療をご提案させていただきます。
しかし、患者様のご希望で、ヒアルロン酸注入のみをご希望という場合には、患者様のニーズにお応えしますので、当院の医師にお気軽にご相談ください。

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無料カウンセリングお申し込み 無料カウンセリングお申し込み
STEP1

無料カウンセリングお申し込み

WEB予約またはLINEお電話にて無料カウンセリングの予約を承っています。

ご来院 ご来院
STEP2

ご来院

ご予約日にご来院いただきます。受付を済ませたあとに、カウンセラーがカウンセリングを行います。お悩みやご希望をお聞かせください。

ヴィジアによる肌診断 ヴィジアによる肌診断
STEP3

ヴィジアによる肌診断

当院では肌診断ヴィジアを備えており、最新のカメラと分析技術で肌の状態を解析いたします。
ヴィジアでは、肌のシミ・キメ・シワ・毛穴・炎症・ポルフィリン(ニキビの元になるアクネ菌の代謝物)・肌年齢など、現在の肌の状態を診断するだけでなく、潜在的な隠れジミなども解析することができ、ひとりひとりの患者さまにどのような治療が必要かということを正確に知ることができます。

医師による診察 医師による診察
STEP4

医師による診察

ヴィジアの診断結果を見ながら、患者さまの悩みを丁寧にヒアリングし、肌の状態に合った治療のご提案をいたします。

施術 施術
STEP5

施術

麻酔クリームを塗る

注射、または水光注射による施術

クーリング(パックのオプションもあります)

※お化粧は翌日から可能です。

アフターフォロー アフターフォロー
STEP6

アフターフォロー

治療完了後も、気になることがございましたらご来院ください。
肌や体の定期的なメンテナンスメニューもご用意しています。

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Q.ヒアルロン酸の合併症が不安です
A. 注意すべきヒアルロン酸の合併症としては、血管塞栓がありますが、従来の架橋ヒアルロン酸での事例が多く、当院が使用する非架橋ヒアルロン酸では、血管塞栓のリスクは極めて少なく、安全です。
Q.治療が受けられない人はいますか?
A. お肌が極端に弱い人、過去にヒアルロン酸に対するアレルギー反応があった人、妊娠中の方は受けることができません。
Q.痛みに弱いのですが
A. 施術前に治療部位に麻酔クリームを塗り、時間を置きますので痛みは軽減されます。水光注射は、皮膚の浅い真皮への注射ですので痛みは少なく、ほとんどの方に問題なく施術をお受けいただいています。骨が近い額に関しては僅かではありますが、痛みを感じやすいようです。
Q.繰り返し受けても大丈夫でしょうか?
A. はい。大丈夫です。水光注射単独に関しては2〜3週間に1回ペースで、5回程度施術することをお勧めいたします。
Q.効果はどのくらい続きますか?
A. 個人差がありますが、水光注射単独ですと3〜4週間の持続時間です。
Q.PRP療法とどちらが効果的ですか?
A. PRP療法は自己の血小板から何百ものサイトカインを放出しそれが繊維芽細胞や細胞外基質タンパクに働くことによって皮膚の構築が再生されます。また、持続期間も半年以上と長いという利点があります。非架橋ヒアルロン酸よりもPRP療法の方が効果的だと言えます。
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メニュー 部位 回数 料金
全顔 1回 ¥60,000
3回 ¥162,000
5回 ¥240,000
1回 ¥39,000
3回 ¥105,300
5回 ¥156,000
全顔+首 1回 ¥70,200
3回 ¥189,540
5回 ¥280,800
1回 ¥39,000
3回 ¥105,300
5回 ¥156,000

※全て税込表記。  ※当院の治療は公的保険適用外の自由診療となります。

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美容皮膚科・再生医療

完全予約制

診療時間
10:00~19:00
休診日
月曜日
住所
〒104-0061
東京都中央区銀座6-12-12
サクラマークス銀座612 8F
※当院の治療は、自由診療となります。
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