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PRP治療がエイジングケアに向いている理由とは?

PRP治療は皮膚科、形成外科、整形外科、産婦人科など様々な分野で応用されている再生医療です。
PRPには傷を修復し、組織や細胞を再生する働きがありますが、この働きがエイジングケアにも応用されるようになってきています。美容医療においてはシミ、シワ、たるみ、ニキビ跡のクレーター、毛穴の開き、薄毛などの治療目的に使われています。

PRP治療とは


PRPは多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)と言われています。血漿に多くの血小板が含まれている血液の一部、という意味になります。
血小板は止血のために一番早く動く細胞です。さらに、この止血作用以外にも多くの働きをすることが分かっています。
血小板は約100種類のサイトカインや成長因子を放出します。これらの成長因子には、皮膚の細胞の成長を促したり、分化を促したり、傷の修復を促進したりする作用があります。このような修復機能を応用して、PRPはエイジングケアに用いられているのです。

PRP治療のエイジングケア効果

肌のハリやツヤを高めて若々しい肌質に
PRPには100以上の成長因子が含まれています。これらの成長因子が皮膚の細胞の分化や増殖を促進して、細胞を若返らせます。その結果、肌にハリやツヤが蘇ります。

コラーゲン生成を促し、肌の凹み(シワ・ほうれい線)を自然に修復
PRPに含まれる代表的な成長因子・FGFは、線維芽細胞を刺激して活性化し、より多くのヒアルロン酸やエラスチンを生成させます。その結果、皮膚にハリが戻り、シワやたるみが目立たなくなります。

ハリや明るさが出て、目の下のクマを改善
成長因子の修復機能により、皮膚にハリが出ることで、目の下の細かな縦ジワや目の下のクマが目立たなくなります。

薄毛などのAGA/FAGA治療にも応用


PRPを頭皮に注入することで、大量の成長因子が毛乳頭細胞に働きかけて、発毛と髪の成長を促します。
さらにAGAの患者さんにおいては、短くなる傾向にある毛周期の成長期の期間が、伸びることが認められています。1カ月に1回、PRPの注入を計5〜10回行う事で、より太くハリのある髪が成長し、薄毛や抜け毛が解消されます。

このように、PRPから放出される成長因子による傷の修復作用を応用して、PRP治療はエイジングケアに応用されています。
手術をしたり、異物を注入したりするわけではないため、劇的な変化はありませんが、皮膚そのものが再生されることにより、若々しいお肌を取り戻すことができるナチュラルな若返り療法です。
また、PRPは自分の血液を利用する治療ですので、添加物などは一切加えません。そのため、アレルギー反応はほとんど見られず、異物の注入が心配な方には最適な治療だと言えるでしょう。

美容皮膚科・再生医療

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