間葉系由来幹細胞点滴の安全性とは?|再生医療のお話㉜

最近、間葉系由来幹細胞点滴の安全性にふれた論文が発表されていましたのでそのひとつをご紹介します。

『いつまでも若々しく、健康でいたい』
誰もが抱く願いだと思います。一昔前なら叶わぬ願いでしたが、医学が進歩した今、『再生医療』によってその願いを叶えることができるようになりました。
再生医療とは、病気や事故、加齢などの理由によって失われたからだの組織を再生する最先端の治療法です。再生医療はすでに皮膚や関節、目の疾患など様々な治療に用いられ、その効果と安全性も実証されています。当院では、再生医療を美容医療に用い、たるみやシワ、シミなどを細胞レベルで改善する脂肪由来幹細胞治療を行っております。

間葉系由来幹細胞点滴とは


幹細胞治療、幹細胞についてはこちらのブログでもたびたびお話していますので、詳しくはこちらをご覧ください。
簡単に書きますと間葉系由来幹細胞点滴とは脂肪や歯髄、骨髄、臍帯から採取できる幹細胞を点滴する治療です。
脳梗塞の後遺症、脊髄損傷の後遺症、アルツハイマー病、変形性膝関節症、慢性疼痛など様々な疾患の治療に効果があると言われており、日本でも自費治療で行われている治療です。
当院でも「慢性疼痛に対する自己脂肪由来間葉系幹細胞による治療」の再生医療等提供計画を提出し、厚生労働省に受理されております。
間葉系由来幹細胞治療は提供計画を提出して受理されたクリニックのみで治療が可能となっている再生医療です。

安全性について

Curr Stem Cell Res Ther 2023;18(6):779-786. doi: 10.2174/1574888X17666220823092202.


こちらのレビューでは70個の報告をまとめており、合計で何千件もの間葉系由来幹細胞点滴が実際に行われ、その中で深刻な副作用が認められたのは2件だったと報告されています。その2件は腎臓疾患を既往にもつ患者に上肢(腕)に血栓塞栓症が起こったということでした。
日本では今までに間葉系由来幹細胞点滴を行ったあとに血栓塞栓症が起こったのは1件と報告があります。
これらのことからも間葉系由来幹細胞点滴による副作用が起こる確率は極めて少ないことがわかります。

カウンセリングをご希望の方はぜひクリニックにお問い合わせください。

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