幹細胞治療のメリット、デメリット|再生医療のお話⑬

人気を集める幹細胞を用いた再生治療についての当院のホームページやコラムを読んで、カウンセリングに来られる患者様が増えていますが、皆様に共通するのが「治療によるメリットへの期待」と「デメリットへの不安」を抱えているという点です。このコラムをご覧になっている皆様も同様の不安をお持ちだと思いますので、今回は、幹細胞を用いた再生医療のメリットとデメリットについてお話したいと思います。

幹細胞治療のメリット

幹細胞治療のメリットは、下記のような様々な治療に利用されており、効果と安全性が示されている点です。

①皮膚の再生医療・・・肥厚性瘢痕(ケロイド)の改善、老化による皮膚のたるみやシワの改善

②循環器系の再生医療 ・・・血管新生や心機能の改善

③整形外科疾患・・・変形性膝関節症の治療

④自己免疫疾患・・・アトピー性皮膚炎、全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、シェーグレン症候群やクローン病などの治療

⑤神経内科疾患・・・脊髄損傷の後遺症、脳梗塞の後遺症

また、患者様ご自身の脂肪細胞から培養した幹細胞を使用するため、拒絶反応や副作用を起こす可能性が極めて低い点です。

特に入院は不要で、約3回の来院で日帰り治療が可能です。

幹細胞治療のデメリット

幹細胞治療のデメリットは、ES細胞やiPS細胞のようにさまざまな細胞に分化することができない点と効果の出方、効果が出るまでの期間は個人差があり、すべての方が完璧な効果を得られない可能性がある点です。また、治療費用は自由診療のため安価ではありません。

幹細胞治療を受ける際は、メリットとデメリットについて十分に理解し、ご自身のお悩みの治療に幹細胞治療が適しているかをよく考え、ご検討いただくことをお勧めします。さらに詳しく、幹細胞治療について聞いてみたいという方は、ぜひ、当院にカウンセリングにいらしてください。

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